こんにちは、あっこ(@fxakko717)です。
FXを初めてみたい!
- 自宅で、PC1台で、場合によってはスマホ1台でお金が稼げる?
- 主婦でも月収100万円??
このような情報からFXで稼ぐことに興味を持たれる方も多いと思います。
ですが、いざやってみようとすると、トレードについて何から学んでいいかわからない、トレード本も沢山ありすぎて何を買ったらいいかわからない。
「何からやったらいいかわかりません。」
こういった相談メッセージが届くことも少なくないです。
特に、現代は、情報過多になっていて、トレード手法など沢山の情報が無料であふれる一方で、初心者さんにとっては、どこから何から学んでいいかわからないとう状況になりやすいと思います。
そんなあなたへ、まずはわかりやすくFXの基礎知識について必要最低限の知識だけをまとめてみました。
ここから最初の一歩始めてみましょう。
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Contents
FXの基礎知識⓪はじめに FXをこれから学ぶあなたへ

さて、前置きの後にさらに前置きを続けて申し訳ないのですが、下の記事を読む前にわかっていて欲しいことがあります。
それは、FXの基礎知識って初心者さんにとってはきっと覚えにくくてなんだか難しそうで眠くなっちゃうってことです。
知識は、最初は”点”で入ってきます。”点”で入った知識は、”点”なので、一見1つ1つバラバラで、わかりにくく、覚えにくく、面白さもありません。
ですが、”点”が入らなければ、それが繋がって”線”になることはないし、さらにそれが繋がって”面”になった時の、面白さを感じることができません。
”線”として繋がりだすと、理解が深まるし、理解できてくると面白さも出てきます。
また、FXは机に向かってお勉強していたら稼げるようになるというものではないです。
実践から学んでいくことの方が多いと思います。
実践しながらの方が、吸収も早いと思います。
デモトレードならもちろんリスクないので、デモアプリを操作してみながら、勉強していくとわかりやすいです。
FXの基礎知識①FXって何?

FXとは、Foreign Exchange の略で、外国為替証拠金取引の事です。
FX証券会社に証拠金を預けて、それ以上の大きな金額の取引をする事が出来ます。
ドルやユーロなどの外国通貨を売買してその差益を得る事を目的とした金融商品です。


FXの基礎知識②FXで稼ぐには?

FXで稼ぐには、為替差益で稼ぐ方法と各国の金利差(スワップポイント)で稼ぐ方法の2種類があります。
為替差益で稼ぐとは?
為替レートは日々変動し、円高になったり円安になったりしています。
例えば、1ドル100円でドルを購入し、1ドル150円でドルを売ります。この価格差で出した利益を為替差益と言います。
もちろん、為替差損も発生する可能性があります。

金利差(スワップポイント)でも稼げる?
次に金利差(スワップポイント)について。
金利差とは、各国の通貨の金利の差で、スワップポイントとも呼ばれます。
日本は低金利通貨なので、このような金利の低い通貨を売って、金利の高い通貨を買う事で、その金利の差額を受け取る事が出来ます。
例えば日本の金利が0.1%、豪ドルの金利が1.5%とすると、その差の1.4%が金利差益です。
逆に豪ドルの売りポジションを持ちこしている場合は、-1.4%の金利差損が発生します。



スワップポイントなんて、為替差益に比べたら微々たるものだし、万が一保有中に大暴落でもしたら、その含み損を抱える資金の余裕がなければ、強制ロスカットで、資金を失う事になります。


なので、スワップで稼ぐようなトレードをする人は、資金管理とポジション管理をしっかりやっていかないと、生き残れません。
どんなトレードスタイルでも、学ばなければいけないことが沢山あります。楽して稼げるなんてのはないので、しっかり必要なことは学んでいきましょう。
FXの基礎知識③24時間動く為替市場

FXの為替市場は世界各国の昼の時間を連動させる事で、24時間取引が可能となっています。

しかし、単に24時間と捉えるのではなく、各国の市場に合わせて値動きの癖や特徴が違います。
市場の切り替わりの時間帯は、取引が薄くなり価格が一度落ち着いたり、市場が始まる時間に合わせて大きく動き出したりもします。
また、日本時間の6時(冬時間は7時)前後には、日処理と言って、日付変更の手続きが行われるため、各証券会社がメンテナンスの時間をとっています。
この時間をまたいでポジションを持っていると、保有通貨の金利差によるスワップポイントが発生します。


ただし、さっきもお話したように、スワップポイントなんて為替差に比べたら微々たるもの。
自分が使っている証券会社がメンテナンス中でも相場は動いているので、万が一その時間帯で暴騰暴落するリスク、そこまで行かなくても値が動いて損するリスクもあるので、注意してくださいね。
FXの基礎知識④レバレッジって何?

FXを始めるにあたってしっかり理解していただきたいのがこのレバレッジです。
レバレッジとは「テコの原理」のように、小さい金額で大きな金額の取引が出来る仕組みの事です。
FXの最大の魅力であり、危険な部分でもあると言えます。
しっかりと理解して上手に使う事で、レバレッジは強い味方になってくれます。が、使い方を間違えると破産まで一直線。
大事な部分なので、しっかりと説明していきます。
証券会社に入金したお金は取引証拠金
証券会社に入金したお金は取引の担保です。
この金額にレバレッジをかけて実際にトレードしていきます。
そこで利益が出れば、その利益金額分だけ証拠金残高に追加され、損失が出た場合は、証拠金残高から差し引かれます。
利益も大きくなるけど、損失も大きくなる
10万円の証拠金を入金して、レバレッジを10倍にすると、100万円分のポジションを持つことができます。
10倍の取引をしているので、利益も10倍になりますが、損失も10倍になります。
日本の証券会社だと今はレバレッジ25倍まで利用可能です。
10万円の証拠金で250万円分の取引が出来ます。
これを踏まえて、ポジションのとり方、リスクの抑え方、必要な証拠金などは後述しますね。
FXの基礎知識⑤取引手数料

FXにかかる取引手数料は「0円!!」と、証券会社の案内で、見かけた事があるかと思いますが、ここには注意が必要です。
手数料は確かに「0円」ではあるのですが、「売り」と「買い」の価格に「スプレッド」という価格差がつけられています。
国内口座だと、ドル円の場合は、0.3pipsという差が一般的です。
ポジションをとった瞬間、上にも下にも動かなければ、0.3pips分の損失を抱えている状態になると言う事です。
つまり、この0.3pips分取り返さなくては、利益を出せないので、これが取引手数料の代わりにトレードする度、証券会社へ支払っていると言う事になります。
スプレッドについて詳しく説明します
スプレッドとは上記したように、「売り」と「買い」の価格差の事です。

DMM.com証券のスマホアプリのレート部分の画像です。
「売り」の価格が「112.384」の時、「買い」の価格は「112.387」となっています。
画像中央に小さい〇で「0.3」とありますが、これが今のスプレッドです。
このスプレッドは、朝の日処理直後や、NY市場での指標発表で大きくレートが動き時などは、1.5pipsや3pipsと大きく差が開く事があります。
ですから、こういったタイミングでトレードすると、いつもよりも損切を多くとらなくてはいけない事になってしまうので、オススメできません。
FXの基礎知識⑥忘れちゃいけない証拠金維持率と強制ロスカット


FXでは、証拠金以上の損失が出ないように強制ロスカットという仕組みが用意されています。
保有しているポジションの含み損が大きくなりすぎた時に、強制的にポジションを決済されてしまうシステムです。
具体的には、各証券会社ごとに決められた証拠金維持率の水準を下回った時に決済されます。
証拠金維持率とは

30万円の証拠金を入金したとします。
1Lotあたりのポジション必要証拠金※を5万円
ポジションを5Lot(5万通貨)持ったとします。ポジション必要証拠金は5Lot×5万円=25万円。(この時点で利益も損失もなし)
※必要証拠金は各証券会社によって多少金額に差があります。今のレートだとドル円でおよそ5万円弱です。
この場合の証拠金維持率は、120%となります。

買ったところから、5円の値下がりがありました。
すると、1Lotあたりのポジション損失額が-5万円になります。
5Lot保有しているので、この場合は-25万円の含み損を保有しているという状態です。
この時の証拠金維持率は、60%。

規定の証拠金維持率を下回ると、マージンコールと言って、「そろそろ証拠金ヤバいですよ~、証拠金を追加入金(追証)するか、ポジションを損切して整理してください~。」って通知が来ます。
さらにここからまた価格が下落して、規定の証拠金維持率を下回った場合、強制ロスカットが行われ、ポジションが決済されて、含み損が損失確定となり、証拠金から差し引かれます。


ただ、ポジションをどのくらいまでなら一度に保有できるのかは、事前に確認しておいた方がいいですね。沢山ポジションを持ちすぎて気づいたら維持率がギリギリなんてことにならないように注意しましょう。
FXの基礎知識⑦口座開設をしよう


リアルトレードは、まだ先かな、、、と思ってる方でも、口座開設だけは先にしておくのをおすすめします。
というのも、口座開設って少し時間がかかるんですね。なので、今すぐには使わなくても準備しておいて欲しいなと思います。
ちなみに、口座を開設するだけなら、誰でも無料で出来るので安心してください。
資金を入金してトレードしなければ、リスクはゼロです。
FXは知識を詰め込むより、実践しながら、体で覚えていくものかなと個人的には思います。
実際にトレードしてみる(稼げなくてもいい)。
注文の出し方、損切の仕方、利確の経験。頭の中で知識を詰め込むだけではできません。
口座開設ができたら、少額でトレードしてみる。
or
デモ口座でまずはトレードしてみる。
どっちでも、いいのですが、この後注文の出し方なども簡単に解説します。
読むだけでなく、実際に注文を出してみると理解しやすいし、覚えやすいと思います。
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FXの基礎知識⑧MT4をダウンロードしよう

トレードするために、必要なのがチャートを見るためのソフトですが、これは、証券会社ごとに独自のものがそれぞれあります。
操作の仕方や使える機能が違います。
その中で、私が使っているのがMT4です。
MT4とは?
MetaQuotes Software社が開発したFXやCFDを取引するためのソフトで、正式にはMetaTrader4と言います。
チャート機能に優れ、インジケーター(テクニカル指標)の種類が豊富。
自分で開発したインジケーターを組み込む事も可能です。
過去チャートがどこまででも(どこまで行けるの?)振り返れるので、検証用には必須です。
特にこれからトレードの勉強をしていきたい初心者の方は、過去チャートでの検証をしっかりやりこむことが必要になってくるので、MT4をおすすめします。
MT4の設定をしよう
MT4は主に、PCでの検証作業に使います。
スマホのチャートだど、遡れる期間に限界があるし、さすがに検証作業はしにくいです。
というわけで、まずはお手持ちのPCにMT4をダウンロードしてください。
インディケータ―
上記に出てきました、インディケーターとは何でしょうか?
インディケーターとは相場の動きをわかりやすく分析するための手段で、トレンド系とオシレーター系に分かれています。
トレンド系インディケーターは、相場の方向性を分析するのに使用します。
対して、オシレーター系インディケーターは「買われすぎ」「売られすぎ」を分析するのに使用します。
このインディケーターは、独自に開発する事もでき、今では数えきれないほどのインディケーターがありますので、いくつか有名なものだけを紹介します。
≪トレンド系≫
移動平均線(MovingAverage)

緑と青ラインが移動平均線と言われるものです。
数値は自分で自由に設定できます。図は、緑が数値20の短期移動平均線、青が数値50の長期移動平均線としています。
判断基準としては、
- 長期移動平均線を短期移動平均線が上抜いたら(ゴールデンクロス)買い
- 長期移動平均線を短期移動平均線が下抜いたら(デットクロス)売り
です。
さらに、そこから、それぞれの移動平均線に押し目、戻しをつけにくるので、そこを基準に押し目買いや戻し売りを狙っていく事ができます。
ボリンジャーバンド(BollingerBands)

ボリンジャーバンド数値20で表示しました。
- ミドルバンド:真ん中のオレンジのバンド
- ±1σバンド:青のバンド この中に価格が収まる確率は68.3%
- ±2σバンド:緑のバンド この中に価格が収まる確率は95.5%
- ±3σバンド:オレンジのバンド この中に価格が収まる確率は99.7%
と、されています。
使い方としては、ボリンジャーの傾きで相場の方向を判断できます。
≪オシレーター系≫
RSI

チャートの下側、水色のラインで表示されているのが、RSIです。
- 75%以上で買われすぎ→売りサイン
- 30%以下で売られすぎ→買いサイン
として、見る事ができます。赤の縦ラインが売りサイン、買いサインの出ているところです。
山ほどある、インディケーター。
初心者の方の中には、このインディケーターに頼り過ぎて、あれもこれも出し過ぎてしまっている人もいますが、インディケーターはあくまで参考です。
過去のろうそく足から計算して表示されていく以上、今作られているろうそく足よりもサインが遅れてしまいます。
また、完璧なインディケーターなんてありません。
ここの捉え方を間違って、聖杯探しのように、完璧なインディケーター探しをし始める人がいますが、はっきり言って、迷ったり、混乱するくらいなら、インディケーターなんて要りません。
私がボリンジャーバンドを表示させている理由は、難しい分析をするためでもなく、完璧なサインを探しているわけでもなく、パッと見た時に「売り」か「買い」か「見送り」かの判断が出来るからです。
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FXの基礎知識⑨注文の出し方

まずは、トレードで稼ぐぞっ!というよりは、トレードをしながら操作を覚えるぞっ!と思ってください。
注文の出し方だけでも色々種類があります。
頭で覚えてもすぐ忘れてしまうので、実際にデモアプリなど操作しながら覚えていくのがいいです。
成行注文
クイック注文、スピード注文ともいわれます。現在の市場の価格で注文を出す方法です。注文と同時にポジションが約定します。
指値注文、逆指値注文
指定したレートに到達した時点で、自動的に注文が約定する注文方法です。
今のレートより有利なレートを指定して注文するのが『指値注文』
今のレートより不利なレートを指定して注文するのが『逆指値注文』です。
OCO(オー・シー・オー)注文
指値、逆指値の2つの注文を同時に出しておき、どちらかが約定すると、もう一方は自動的にキャンセルされる注文方法です。
1ドル120円になったら買う指値注文 これを2つ同時に出しておく
クイック(成行注文)+OCO
現在のレートで成行注文と同時に、指値注文(利確)、逆指値(損切)の注文を出してくれる注文方法です。これは私が使っている注文方法でもあります。

SBIのアプリ画面です。上の方の益出し、損だしに数字が入力されているのが見えると思います。
SBIの場合は、ここに利確幅と損切幅を設定しておくと、成行注文をした時に自動的にOCOの利確、損切注文を入れてくれます。
この機能はある証券会社とない証券会社がありますが、あると便利です。
この機能があると、後で損切設定する手間が省けるので、万が一損切を入れ忘れるなんて事もありません。
IFDONE(イフダン)注文
新規指値注文が成立したら、決済注文を自動的に入れるという注文方法です。

IFDONE+OCO注文
新規指値注文が成立したら、利確の指値注文、損切の逆指値注文を自動的に入れるという注文方法です。上記したIFDONE注文だけでは、損切の注文が入らないので、こちらを使うようにしましょう。
FXの基礎知識⑩検証について

なぜか、多くの初心者本には書かれていませんが、トレードで大事なのは検証作業だと思います。
大事なことなのに、”簡単に稼げそうな手法”ばかりにフォーカスされて情報が広まっているので、どうしても”手法”(エントリーポイント)を手に入れたら稼げるような気持になって、すぐにリアルトレードしてしまう方が多いように感じます。
”手法”は、なんでもいいですが、それをリアルトレードで使うまえに、まずはそもそもきちんと機能するのか、どんな局面で機能するのか、そいういった事を自分で過去チャートを見ながら検証して確認していく必要があります。
また、初心者さんが勘違いしがちなポイントとして、1回1回のトレードで勝ちにいってしまうという事があります。
トレードというのは、1回1回のトレードは重要ではなく、『トータルでどう利益を残していくか』がとても大事です。
1年、1か月という枠でトレードを捉えるためにも、検証を通して、負けるトレードがあっても大丈夫なんだと言う事をまずは頭で確認してください。
FXの基礎知識⑪資金管理

トレーダーにとって一番大事な仕事は資金を守る事です。
資金さえ守り抜けば、いつでも相場に挑戦し続ける事が出来ます。
利益を取りにいこうと思うと、つい熱くなってしまって、感情に支配されてしまいます。
ただルール通りのトレードを続けながら資金を守る事を徹底する。
FXのトレード単位と証拠金
まず、FXのトレードの単位と必要な証拠金について説明します。
トレードの量は「通貨」もしくは「Lot(ロット)」という単位を使って表現します。
「Lot」については、大変ややこしいのですが、証券会社によって、1Lotが1万通貨のところもあれば、1000通貨のところもあります。
色んな証券会社を同時利用する場合など、数量の入力間違いには注意してください。
最小トレード通貨量はFX証券会社によって違いますが、ほとんどの証券会社は1000通貨もしくは、1万通貨からトレードが可能です。
SBIは、なんと1通貨からトレードが可能になっています。
デモトレードアプリがないSBIですが、リアル口座で練習しても、1通貨なら危ない事はありません。
バーチャルのお金でトレードするのと、例え100円でも自分のお金を使ってトレードするのとでは、感情の動き方が全然違うので、少額からリアルトレードが出来るSBIは、そういった意味では、おすすめです。
取引量に対する証拠金の金額ですが、だいたい1万通貨あたり、4万円~5万円です。
それぞれの会社によって多少違うのと、為替レートによっても変動します。
だいたい、5万円と思って計算しておくといいです。
資金管理ってどうやるの?
さて、ここからが大事な資金管理についてです。
先ほど、1万通貨あたり5万円の証拠金が必要と書きましたが、だからと言って、5万円入金して、1万通貨トレードするというわけにはいきません。
資金がギリギリすぎます。
これでは、1度損切になったら、もうポジションを持てなくなってしまいますね。
ですので、初心者のうちはある程度連敗しても大丈夫なように10万円で1万通貨くらいで余裕を持ってトレードしてください。
これだと仮に損切-10pipsでトレードしても1万通貨で-10pips=1000円 なので、50回負けても1万通貨でトレードをし続ける事ができます。
初心者を抜けたら、もう少しステップアップしてポジション量は増やしていいと思います。では、どうやって決めるのか?
1回のトレードで設定する損切幅によって決めるのがいいと思います。
つまり、資金の何%までリスク(損切)をとって、どこまでのリターン(利確)を目指すのかと言う事です。
10万円の証拠金に対して、1回の損切が1万円だと資金の10%のリスクをとっている事になります。
最初はリスクは1~2%くらいにしておくのがいいと思います。
バルサラの破産確率表というものがあります。今はイメージしにくいかもしれませんが、FXへの理解が深まったらこういった事も意識して、『トレード全体でのバランスを整える』と言う事をしてみてください。
FXの基礎知識⑫まとめ

最後までお付き合いくださってありがとうございました。
突然ですが、あなたはなぜFXをやろうと思いましたか?
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トレードをすると、目の前でお金が動きます。
正しい勉強をしなくても、正しい知識がなくても、なんの根拠もなく適当に持ってしまったポジションでも、稼げてしまうことがあります。
ですが、正しいスキルがないと、稼ぎ続けることはできません。
たまにちょっと勝ちます。ですが、トータルではどんどん負けます。
これが、FXの落とし穴です。
お金という報酬は脳に強い刺激をもたらします。
ランダムに与えられる報酬に脳は中毒症状を起こしてしまいます。
つまり、トータルではどんどん負けているのにも関わらず、たまに与えられるご褒美の快楽が忘れられずにポジションを持ってしまうのです。
こんな事を繰り返しているうちに、”なんのためにFXを始めたのか?”すら忘れてしまい、目的を達成するための手段の1つに過ぎなかったはずなのに、
いつのまにか、FXをするためにFXをするという沼にはまります。
そうならないために、どうか、今日いくら稼げたというところではなく、長期的にスキルを磨くことにフォーカスしてください。
必要な知識とスキルを磨く学びを続けていって欲しいと思います。
そして、定期的に、”なんのためのFXだったのか”自分と向き合う時間をとって欲しいなと思います。
トレードには、ゴールがありません。
ですから私は、トレードと共に生きるために、生活にどうトレードを組み込んでいくかを大事にしています。
トレードで稼ぐというスキルがあなたの人生のベストパートナーになるような、あなたらしいトレードとの付き合い方を、このブログを通して見つけてくださったら嬉しいです^^
