こんにちは、あっこ(fxakko717)です。
先日LINE@にて、資金管理について質問をいただきました。
今回は、質問者さんとのやりとりをもとに、資金管理についてお話していきたいと思います。
※個人情報を伏せるなど、やり取りの一部を加筆修正しております。



チャート見た時に、このラインまで下がったらもうアウトだなってところを決めて、そこで損切をした時に、損失が1〜2%になるようにロットを下げてるんです。


そこで利確した場合、リスクリワードは1:2になりますよね…?
おなじ許容損失内で、5万通貨で損切り位置をマイナス10pipsのとこにおいたとして、100pips伸びたら、50000円プラスで、リスクリワード1:10ですか?

前者は、リスクリワード1:2。後者はリスクリワード1:10になりますね。








(がめついねんw)

どっちがいい悪いではなく、トレードスタイルの違いですね。


Contents
資金管理とは?

資金管理とは、自分の資金に対するトレードの損失の許容範囲を決めて、資金を守る事です。
トレードスタイルにもよりますが、1回のトレードでの損失が資金の2%以下であることが望ましいとされていますね。
質問者さんの場合は、1回のトレードの損失を1%~2%と決め、その損失の範囲内に収まるようロットを調整して管理されているので、資金管理はできていると言えますね。
私たちが管理できるのは、”損失”です。
”利益”の方を見て、「こっちは少ないから損しているような気がしてしまう、、、」
これだと、欲に支配されて、目が曇ってしまいます。注意してくださいね!
リスクリワードと資金管理

今回の質問で、前者と後者で違いが出てくるのが、リスクリワードです。
前者は、リスクリワード -50pips : +100pips で、1:2
後者は、リスクリワード -10pips : +100pips で、1:10
となると、生き残り続けるために、必要な勝率が変わってきます。
単純にいうと、リスクに対するリワードは大きいに越したことはないです。
<バルサラの破産確率表>
ですが、他の様々な要因(そもそも値幅を狙えるエントリーポイントではない等)により、単純にリワードを広げればいいという事でもないので、
バルサラの破産確率表などを参考にしながら、どのくらいの勝率で戦えそうなのか、1つのトレードがどうということではなく、全体のパフォーマンスと、トータルでの利益を意識しながら、戦略を立てていくということが大事です。
”どれが正解か”ではなく、”戦略をもって選んでいるのか”が、大事ですよ。
日本の学校教育は、”答えは1つ”。
私達は、答えは1つだと思って育っちゃってます。
・なんでもいいよ。
・自分で決めていいよ。
・答えは沢山あるよ。
が、わからない。聖杯探しや、教材探しにはまっちゃう人は、”答えは1つ”を探してしまっていませんか?
— あっこ/FXトレーダー (@fxakko717) October 18, 2019