こんにちは、あっこ(@fxakko717)です。
勝率は3割でも利益を残すことができます。
勝率9割を目指すより、勝率3割の方が簡単です。
特に初心者の多くは、「損切」の概念を理解しきれていない方が多く、無意識によい勝率を求めすぎるがために、結果に結びつかない人が多いと感じます。
ありもしない勝率100%の聖杯を探すくらいなら、勝率は3割でいいから淡々とルールを守り続けられることの方がFXで結果を出していくためには大切です。
【勝率は3割でいいから、淡々とルールを守り続けること】
リクスリワード1:3なら、勝率は3割でもちゃんとトータルで利益が残ります。
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+30
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+30
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+30
-10合計 +20
ね?^_^
— あっこ@弱者のFXトレード戦略家 (@fxakko717) 2019年1月13日
ですが、この『勝率3割』も表面の言葉だけを受け取ってしまっては、ダメで。
おそらく勝率3割を目指してトレードに取り組んでみた人の多くは、途中で挫折してしまったのではないかと思います。
- なぜ挫折してしまったのか?
- 勝率3割ではいけないのか?
今日は勝率3割の真実についてお話しようと思います。
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FXトレードの勝率はたった3割でも利益は残せるのか?

FXは勝率たった3割でも、リスクリワードをととのえることで、トータルで利は残していけます。
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+30
-10
-10
+30
-10
-10
+30
-10
合計 +20
上記のように、リスクリワードを1:3以上にしておくことで、トータルでは利益が残ります。
勝率3割の落とし穴

勝率3割でも計算上は利益は残ります。
ですが、本当に3割しかない手法で利益を出し続けることは難しいです。
メンタルが持たない

一番の理由は、おそらくメンタルが持たない人が多いこと。
勝率が3割しかないということは、10回トレードしたら、7回は負けます。
仮に7連敗したその次のトレード、平常心でできますか?
勝率3割だと、5連敗くらいは、頻繁に経験することになると思います。
もちろん、その過程で精神を鍛えて「5連敗くらいへっちゃらになる」ということもできるのですが、ほとんどの人はここでメンタルが折れます。
さらに、すくないロットの時はへっちゃらだったのに、ロットを上げ始めるとつらくなる人が多いです。
だって、5連敗もしたらどんどんお金減っていくもんね。
怖いですよ、普通に。
それでもロット上げていくって相当負荷がかかります。
最後の最後にはトータルプラスになっているとしても、毎回胃に悪い。
トレードミスをした時にプラスにならない

検証での勝率3割は、実トレードでの勝率3割とは違います。
検証で勝率3割の手法を使うという事は、実トレードでは2割程度の勝率しかでないと思った方がいいです。
さらに、自分のトレードミス、入るべきところで入りそびれたりすると、勝率は2割どころか1割しかなくなる場合もあります。
さすがにそれだけ勝率が落ちると、トータルプラスにならない可能性も出てきます。
ただ、負けてるだけ。しんどいです。
勝率3割の真実

ここで、「勝率は3割でもトータルで利益が出る」の真実をお伝えします。
この言葉は、「勝率は3割でも利益が残るんだから、勝率3割の手法を見つけてルールを守ってトレードしてね!」ではありません。
真実は、「勝率3割でもトータルで利益が出る戦略で闘いつつも、通常は勝率7割くらいの手法で闘っていきましょう。そうすれば、時にパフォーマンスを崩したり、相場と手法がかみ合わなくなっても、勝率3割までの落ち込みなら、トータルでマイナスになることはありません。最悪を想定した時にもマイナスにならない闘い方をすることで、どうやっても利益にしかならないトレードをしていきましょう!」です。
- 勝率3割でもプラスになる戦略
- 勝率7割くらいでメンタルに負荷のかかりすぎない手法
この両方をバランスよく扱っていきましょう。
私がFXで大事にしているのは、全体のバランスです。
これだけやればいいってことではなく、色んなバランスを調整して、勝ち残るための戦略を立てています。